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地球の平和を守る主人公マン 世界征服を企む悪者、悪行マン 地球の平和をかけた彼らの戦いが今始まる 主人公ママ「どうしたの主人公ちゃん早く倒しちゃいなさい」悪行ママ「悪行ちゃん、お父様を見習って立派な怪人になってちょうだいね」 主人公ママ「あら奥さんベーゲンの時間だわ」悪行ママ「やだもうこんな時間」主人公ママ「急ぎましょう」 悪行ママ「それじゃあママ達行ってくるわね」主人公ママ「ちゃんと対決しておくのよ」 だあああああ 主人公マン「やっと行ったよ母さんたち、何が一族の誇りだよ」悪行マン「本人の意見無視して悪になれとかひどすぎ…」 主人公マン「まじウゼーよな」悪行マン「ちょっと主人公君!未成年の喫煙は…!」 主人公マン「良いんだよ俺は苦にあこがれてるんだから、お前は悪の怪人のくせに全然悪いことしないよな」悪行マン「だって人の悲しむ姿なんて見たくないんだもん!」 主人公マン「それにしても悪ってかっこいいよな、泣く子も黙るって感じで!好き勝手するのが仕事なんて最強じゃんよお」悪行マン「そ、そうかな」 悪行マン「僕は正義のヒーローの方がかっこいいと思うな、皆に愛され人々の命を守ることができる、意味もなく人を困らせる僕達悪者より主人公君のほうがずっといい」 主人公マン「なんか俺たち、生まれてくる所間違えたんじゃね?」悪行マン「本当、そう思うよ」 悪行マン「最近、君みたいに悪になりたい人が増えてね、悪行一族の僕に弟子入りしてくるものも居て正直かなり困ってるんだ」 三角コーンマン「ふふふふ…」 三角コーンマン「見つけましたよ!悪行マン先輩!さあとっとと俺を弟子にして俺を立派な悪の怪人にしてください!」 三角コーンマン「って…うわあああああ主人公マン!」主人公マン「こういうの?」悪行マン「うん…」 三角コーンマン「ここで会ったが初めまして!俺の名は三角コーンマン!最強の怪人になるものだ!」 三角コーンマン「いざ尋常に勝負!」主人公マン「主人公かかと落とし」悪行マン「うわあああああああああああ」 悪行マン「ちょっと何してるの!ダメだよ主人公君!まだ子供なのに!」主人公マン「いやだって尋常に勝負って…」悪行マン「なんでこういう時だけ素直に対応するの!」 主人公マン「大丈夫、手加減してるからそのうち目覚ますって」悪行マン「なら良いんだけど…」 主人公マン「しかし俺らの親かなり焦ってるよな」悪行マン「ついに無理やり決闘させられるとはね」 主人公マン「元はと言えば悪者のくせに全然悪さをしないお前がいけないんじゃねーの」悪行マン「ええっ僕だけのせいにするの」 悪行マン「主人公君だってヒーローらしいこと全然してないじゃないか!」主人公マン「あ!?俺はつっかかってくる怪人倒してるからいいんだよ!」 悪行マン「そもそもヒーローと言うのはね」主人公マン「悪の怪人が正義語ってんじゃねーよ!」主人公マン「君がヒーローらしいことしないからだろ!」主人公マン「お前だってそんなんだから親に心配されるんだよ!」悪行マン「君に言われたくないよ!」主人公マン「あん!?やんのか!殺すぞ!」悪行マン「やってみなよ!」 主人公ママ「ふふふ、沢山買っちゃったわね」悪行ママ「あの子たちちゃんと戦ってるかしら」主人公ママ「少し心配よね、私の子出来が悪いから…」悪行ママ「うちの子もよ!もうねえ…」 ママ「もしかしてあの子たち仲良いから戦いたくないんじゃ…」 その日以来彼らが無理やりたたかわせられることはなかった 主人公ママ「うちの子もやっとやる気を出してね」悪行ママ「うちの子なんて部下の縦になって戦ったんですよ」